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「最も難しい就職シーズン」:大卒の就職内定率が44.4%
2013年 5月 14日14:36 / 提供:東方ネット

 44.4%!上海市教育委員会が13日、大卒の就職内定率の最新統計データを発表した。10日までに、今年の上海市の大卒の就職内定率が44.4%で、同期比2ポイント下落したが、2009年から2011年までの同期よりは高い。それはある程度、大卒就職の「史上で最も厳しい」という言い方を破ったが、データの背後にはより多くの問題があり、反省しなければならない。

 上海市教育委員会副主任の李瑞陽氏によると、2013年の上海大卒数が17.8万人で、2012年とほぼ同じだ。そのうち、院生が3.9万人、大学生が8.9万人、短大生が5万人だ。院生、大学生の内定率は前年同期比小幅に下落し、2%と4%下がったが、短大の卒業生の内定率は上がった。それは現在の社会が高スキルを持つ人材へのニーズが大きいからだ。

 一部の市属大学生に対して、今年は仕事を探すのはたやすいことではない。李氏によると、「985」「211」大学が上海市属大学を押し出し、院生が大学生を押し出し、経験のある社会人が大卒を押し出すことが現状だ。

 今年の大卒への職位数は15.2万人で、上海で就職先を選ぶのは10万人前後だ。双方のニーズが合っていないことが、就職率の高くない要因だ。経済成長がゆるやかになり、新卒募集のニーズが下がること以外に、一部の大学生が仕事を選ぶのもひとつの理由だ。

 5、6月は大卒就職のラストスパートだ。上海市はこのほど一連の措置を取って、大学生の就職を推し進めている。また、上海市の数部門は大学生コミュニティサービス計画を共同で実施することを研究している。

(編集:曹 俊)

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