上海の観光客８日、アモイの鼓浪嶋で犯罪容疑者にナイフで傷つけられた（写真：東方早報）

　アモイ市公安局の公式ミニブログ「アモイ警察オンライン」によると、８日午前１１時半ごろ、アモイの観光地?鼓浪嶋で、外地の観光客が口ゲンカをし、ナイフで人を傷つける事件が起きた。貴州生まれの犯罪容疑者・許某が１人で、鼓浪嶋マクドナルドの外の緑化帯のあるベンチで横になっていた。通行人もそのベンチで一緒に休憩するようとして、双方は口ゲンカとなった。相互の揉み合いで、４人の通行人が許某にナイフで傷つけられ、腹、腕などを負傷した。許某はすぐに捕まえられ、負傷者は病院に送られた。

　関係者によると、許某に傷つけられた４人の観光客は上海からの人たちで、上海歓天喜地国際旅行者のアモイツアーに申し込んでアモイに行った。現在、旅行社はスタッフをアモイに派遣した。上海市観光局は、旅行社に積極的な救急、調査を要求した。

　負傷者に３人が男性で、１人が女性だ。３人の傷は軽く、命に別状はない。１人の負傷者が重症で、手術を受けた後、生命の危険を脱した。警察によると、同ケースをさらに審査をしている。

（編集：曹　俊）