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宋慶齢など生まれた「内史第」が16日から無料開放=上海浦東川沙
2013年 4月 15日16:10 / 提供:
浦東川沙「内史第」が16日から無料開放

 宋氏家族、黄炎培氏ら数多くの有名人が生まれて、上海川沙にある「内史第」が16日から無料で開放される。この建物は取り除かれたことがあるが、2004年に立項し、2009年から修復を始めた。修復後の面積は1800平方メートルになった。

 「内史第」は元の名前が瀋家大院で、清代内閣中書の瀋樹緕≠フ祖先が築いたものだ。清代咸豊九年(1859年)、瀋樹繧ェ科挙試験に合格して、北京に就職した。2年後、瀋樹緕≠ェ「内閣中書」に昇進したが、就職する前に、瀋家大院を修繕して、「内史第」と名づけた。上海浦東川沙新川路、南市街の交差点にあり、面積が1500平方メートルである。

 「内史第」の南西側、街沿いにあるのは宋氏家族の住宅で、川沙鎮蘭フン堂74弄1〜8号だ。「宋氏三姉妹」の父・宋嘉樹氏は1890年に上海近郊にある川沙の宣教師になった。その時、宋嘉樹氏と妻が「内史第」の街沿いに住んでいた。そこで、1893年1月27日に宋慶齢女史、1894年12月4日に宋子文氏、1897年3月5日に宋美齢女史が生まれた。そこで、宋慶齢女史は11年間、宋子文氏は10数年間、宋美齢女史は7年間生活していた。

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「内史第」と宋氏家族

 「内史第」で生まれた人には黄炎培氏もいる。胡適氏らもそこで生活していた。それは典型的な江南宦官屋敷だけでなく、国内で有名人が集中する住宅でもある。2003年6月25日、上海浦東新区区クラス文物保護機構になった。

 「内史第」は16日から無料で開放される。開放時間は午前9時から午後4時まで。場所は、新川路218号である。個人見学者は現場でチケットを受け取り、1日50人限定だ。団体見学者は繰り上げて予約し、1日に10回となる。

(編集:曹 俊)

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