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清明節の祝日期間、観光客は質問に正解すれば無料で岳陽楼に登ることができ
2013年 3月 30日10:04 / 提供:新華網日本語

  清明節の祝日期間、観光客は観光地の歴史・文化知識に関する質問に正しく解答しさえすれば、「無料通行証」1枚を獲得することができ、当日に1回岳陽楼・君山島といった洞庭の風景を無料で思う存分楽しめるチャンスが得られるとのことだ。

 岳陽市観光局の黄二良副局長は記者にこのように述べた。今回のイベントで設置した問題は岳陽楼?君山島観光地の歴史?文化を巡って展開されており、また専門家にお願いして観光地に関連する歴史文献に記載された資料に基いて整理され、まとめられたものだ。全体の活動は4月4日(清明節)から4月6日まで続く予定だ。

 洞庭湖のほとりに聳え立つ岳陽楼は、江南の3大名楼のうち本来の姿を保つ唯一の古い建築物だ。千百年もの間、人口に膾炙する『岳陽楼記』は先憂後楽(人より先に憂い、人より後に楽しむ)、憂国憂民(国を憂い、民を憂う)の思いを言い表し、無数の国内外の観光客が鑑賞へ赴くのを引きつけてきた。現在、岳陽楼・君山島観光地は中国国家5A級の観光地の列に加わっている。

 今年の旧暦のお正月期間、岳陽楼観光地は「『岳陽楼記』を暗記して、無料入場券をもらおう」新春特別イベントを行った。旧暦の正月1日から10日までのわずか10日間で、約1万余りの観光客が暗唱することを通して岳陽楼に登ることができた。

 観光客の皆さんに今回の清明節のイベントに参加させる興味とチャンスを持たせるため、現地の関連部門は入念に問題集を準備し、全ての問題集は4月1日に現地政府のポータブルサイト、観光サイト、および観光局のオフィシャルブログ、観光地のオフィシャルサイトなどで公表が行われ、国内外の観光客はこれらのプラットフォームを通して調べたりダウンロードしたりすることができる。