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中国、2月の10大ネット流行語
2013年 3月 19日10:24 / 提供:人民網日本語版

 2月中国ネット十大流行語がこのほど発表され、「光盤行動」「恋愛起歩価」などがランクインした。 

 (1)「学習粉絲団」  

 「習」とは、中国の習近平・共産党総書記(2月当時)のことを指し、「学習」とは、「習総書記に学ぶ」という意味。「粉絲団」とは中国語で「ファン応援団」のこと。  

 「学習粉絲団」は、中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」に開設されたアカウント。昨年11月の開設以来、習近平総書記の動向や情報を発信している。至近距離で撮影された習総書記の写真も多数掲載されており、情報発信スピードはメディアより速い。  

 (2)「光盤行動」  

 「光盤」とは、中国語でお皿を空にするという意味。「光盤行動」とは、レストランで食事をしたときに、食べ残した分は持ち帰るよう包んでもらい、お皿を空っぽにして店を出る行動を指す。この行動が盛んに呼びかけられるようになった背景には、食卓の上の浪費が中国で日を追って深刻化しているという現状がある。  

 (3)「我是歌手」  

 「我是歌手」(I am a singer)は、韓国MBCテレビ局の同タイトル番組をオリジナルとする湖南衛星テレビの番組。名プロデューサーの洪涛氏が担当。毎回、実力派のプロ歌手7人が登場して歌唱力を競い合う。  

 (4)刀鋒戦士(ブレードランナー)  

 義足ランナーとして有名なオスカー?レオナルド?カール?ピストリウスオスカー(南アフリカ)は、「刀鋒戦士(ブレードランナー)」との異名を持つ。彼は今年2月14日、恋人を銃で射殺したとして逮捕されたが、その後仮釈放が認められた。  

 (5)「微拝年」  

 「微拝年」とは、微信(スマートフォン用チャットアプリ)、微博(中国版ツイッター)、二次元バーコード(QRコード)などを利用して行う新年のあいさつを指す。スマートフォンの普及に伴い、こうしたユニークで人情味に富んだ新年のあいさつ方法が、だんだんと主流になっている。  

 (6)「熊孩子」  

 「熊」は中国語で、「意気地がない」などののしり言葉としても使われる。「熊孩子」は中国語の方言で広く人に迷惑をかける「いたずらっ子」を指し、腕白な子供に対し愛称としても使われる。  

 (7)「有毒歌曲」  

 「有毒歌曲」(ウィルス?ソング)とは、歌手の◆琳娜夫妻(◆は龍の下に共)が創作した最新曲「金箍棒(如意棒)」のこと。訳の分からない歌詞は、聞き終わった後もずっと頭に残るため、「有毒歌曲」と呼ばれている。  

 (8)李天一  

 歌手・李双江の息子である李天一は、2011年9月6日夜に北京市海淀区西山華府団地の入口で一組の夫婦を殴ったとして、16歳未満の非行少年が収容される「収容教養所」に1年間入り、2012年9月に釈放された。李天一は今年2月、輪姦の容疑で再び刑事拘留された。  

 (9)「恋愛起歩価」  

 「恋愛起歩価」とは、昨今流行している恋人選びの条件のうち、相手の月収最低ラインを指す。今年2月に実施された調査の結果、武漢の女性が相手に求める月収最低条件は、1990年代生まれが4959元(約7万5400円)、1980年代生まれが5317元(約8万900円)。  

 (10)朝鮮核実験  

 2006年10月9日から2013年2月12日までの間に、計3回行われた朝鮮の核実験は、国際社会から広く関心を集めた。

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