Home > ニュース > 社会  > 中国、毎年三峡ダム1基分の汚水処理量 「吐き出した」汚泥の8割が処理者なし
中国、毎年三峡ダム1基分の汚水処理量 「吐き出した」汚泥の8割が処理者なし
2013年 3月 4日17:13 / 提供:新華網日本語

 

三

 全国政協委員である天津大学の何悦教授は3日、中国汚泥処理・処分市場分析レポートによると、中国における毎年の都市・町(鎮)の汚水処理量は1基分の三峡ダムの総貯水量のに相当するが、この「ダム」が吐き出した汚泥の80%は処理がなされておらず、環境に対する2次汚染が極めて引き起こされやすい情況だと述べた。

 計画によると、「十二・五」(第12次5ヵ年計画)期間中、中国では汚水処理能力が9000万立方メートル増加する見込みで、増築?建設中の都市?町(鎮)の汚水処理場は1800箇所余りに達するという。何悦教授は、2020年までに、中国の汚泥産出量は1年当たり6000万トンを突破するものと予想され、国家の関連部門はできるだけ早く行動を起こし、汚泥の2次汚染に向けて「開戦」しなければならないと述べた。

関連記事