Home > ニュース > 社会  > 「今後3日間は有毒の霧が発生」の警報!
「今後3日間は有毒の霧が発生」の警報!
2013年 1月 14日14:12 / 提供:新華網日本語

大

 2013年1月13日、中国各地で広範囲にわたって有害物質を含んだ濃霧が発生している問題で、北京市の観測センターでは今後3日間はこの天気が続くと予想している。

 北京では連日の濃霧により、都市部では6段階ので最高の汚染度を記録している。街全体に有害物質が立ち込め、住民が汚染された空気を吸っている状況に、ネット上では「人間掃除機」「大気汚染のせいで美女がマスクをしてしまう」といったジョークまで登場している。

 観測センターによると、現在北京市のPM2.5(微小粒子状物質)は1立法メートルあたり700マイクログラムという高濃度値を示している。15日までは本質的な改善が見込めない状況で、センターは市民に外出や運動を控え、防護措置を取るよう呼びかけている。

 北京市環境保護局によると、汚染の深刻な地域では市民に注意を呼びかけるとともに、30%の公用車を運転禁止にするといった措置が取られている。また、小中学校では今後3日間は屋外での体育の授業は中止されることとなった。

 救急センターによると、大気汚染の影響で呼吸器や循環器の疾患で病院に搬送される患者が急増している。

関連記事