春節(旧正月、今年は2月10日)前後の交通量が非常に多くなる中国版帰省ラッシュ「春運（しゅんうん）」（今年は1月26日から3月6日の40日間）期間の鉄道チケットのオンライン・電話予約が7日から始まった。人民日報が報じた。

　今月4日、オンライン・電話予約がこれまでの12日前から20日前（当日含む）に、代理販売店や駅の一部窓口での販売が10日前から18日前にそれぞれ調整され、今年は「春運」初日1月26日のチケットが20日前の7日から予約できるようになった。

　旅客が余裕を持ってチケットを購入し、長蛇の列を作らなければならない情況を極力避けられるよう、中国鉄道部門は以下の3点に注意するよう呼びかけている。

　（１）予約開始日をしっかり確認する。オンライン?電話予約では、午前8時から午後6時の間、午後2時を除いて、1時間ごとに新たな便のチケットが発売開始される。うち、「動車組列車」(中国版新幹線)のチケットは一律午前11時に発売が開始される。

　（２）オンライン・電話予約優先。オンライン・電話予約システムで「完売」と表示されていれば、当該便の列車のチケットが「完売」したということ。チケット販売店などに問い合わせるのではなく、すぐに出発日や移動方法を変更して、対応しなければならない。

　（３）チケット引き換えは迅速に。1月1日より、電話予約した後、12時間以内(通常は制限なし)に中国全土の全国の関連窓口でチケットを受け取らなければならない。12時間を超えると、自動的にキャンセルとなってしまう。鉄道部門は「計画に影響が出るのを避けるため、予約完了後、最寄りの窓口で迅速にチケットを受け取るように」と注意を呼び掛けている。