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「漢語盤点2012」選考結果公布、「夢」「釣魚島」「衡」「選挙」が選ばれ
2012年 12月 26日9:36 / 提供:新華綱日本語

 商務印書館、国家言語資源観測研究センター、中国インターネットテレビが共同で主催した「漢語盤点2012」の選考結果が20日北京で発表され、「夢」「釣魚島」「衡」「選挙」がそれぞれ2012年度の国内漢字と国際漢字に選ばれた。この外、当選考では初めて「今年の流行語」「今年の新語」「今年のインターネット用語」が発表された。

 うち、「十八大(中国共産党第18回全国代表大会)」「釣魚島」「美しい中国」「ロンドンオリンピック」「雷鋒に学ぶ」「神九(神舟9号有人宇宙船)」「実体経済」「選挙の年」「シリア危機」「プラスエネルギー」などが今年の10大流行語に選ばれた。「プラスエネルギー」「失独家庭(一人っ子を失った家庭)」「タカパパ」「元芳体」「腕時計兄ちゃん」「莫言ブーム」「弾性遅延」「甄?体」「馬乗りダンス」「中国式道路横断」などが今年の10大新語に選ばれた。「中国好声音」「元芳、君はどう思う」「高富?、白富美(背の高く、お金持ちでハンサムな未婚男性、肌が白く、お金持ちで綺麗な未婚女性)」「君は幸せか」「江南Style」「横たわっていても銃弾に当たってしまう」「吊?(自称貧しく背が低く挫折経験の多い若者)、逆襲」「舌で味わう中国」「最R(衒)民族風」「給跪了(跪く)」が10大インターネット用語に選ばれた。

 専門家は、しだいに多くの草の根、インターネット上での言葉がランキング入りしてきており、民衆特にネットユーザーによる社会の数々の有様に対しての認知と態度を表し、公衆が漢語語彙を使う際以前より更に活発でユーモア的になったことを反映し、主流メディアの言葉が民主化へ、発言権が平等などへと向かっている動向を示していると表明した。

 「漢語盤点」活動は今年で開催7回目を迎え、活動の趣旨は「1つの漢字で中国と世界を描く」とのことだ。それぞれネットユーザーの推薦、専門家による採点とインターネット投票の3段階に分かれている。同時に、国家言語資源観測研究センターが大規模な流通実態コーパスに基いて流行語、新語、インターネット用語に対して抽出、分析と研究を行うことになっている。

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