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中日友好音声作品スタジオ、北京で除幕
2012年 11月 29日10:00 / 提供:中国国際放送局

 日本政府の資金援助による目の不自由な人向け音声作品を収録する「中日友好音声作品スタジオ」の除幕式が28日、北京の民間団体「北京紅丹丹交流センター」で行われました。中国新聞社が伝えた。

 同センターの「心目音声図書館」を土台に、日本政府より67万元の資金援助を受け、音声図書の収録効率の向上を目指すものです。今後3年間、150冊の読み物の録音を行い、同図書館の蔵書を千冊以上に拡充し、10万人近い北京の目の不自由な人に声で聴く図書の提供に努めていくということだ。

 除幕式に出席した在中国日本大使館の岩本桂一参事官は、「官民協力して中国の身障者事業に尽力していきたい」と述べた。

 「北京紅丹丹交流センター」は身障者にバリアフリーのコンテンツ製品を制作、提供するため、2003年に北京で発足した団体だ。