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2011年での100歳以上の高齢者数、31万人 60歳以上、2050年で20億人へ 国連
2012年 10月 9日16:31 / 提供:新華網日本語

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 【新華社北京10月9日】2012年10月7日、国連人口基金(UNFPA)が発表したデータによると、2011年世界の100歳以上の高齢者数は約31万6600人で、2050年には10倍の322万人に達するという。レコードチャイナが伝えた。

 データによると、現在中国には100歳以上の高齢者が約1万4300人おり、2050年には約26万2500人まで増加する。また、日本の100歳以上の高齢者は現在約4万9500人で、2050年には61万7000人ほどに増加すると推測されている。

 一方、比較的国民の年齢が若いと思われているインドだが、100歳以上の高齢者は1万1000人に達し、2050年には約15万1000人にまで増加すると同基金は伝えている。

 このほか同基金の発表によると、1950年の時点で60歳以上の高齢者は世界で2億人ほどだったが、2012年には8億人あまりにまで増加した。今後10年間で10億人にまで増加し、2050年に20億人に達するという。これにより収入の保障が問題となるとみられ、各国に対し高齢化問題の重視を呼びかけている。

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