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月餅とお茶、種類別「ベストマッチ」
2012年 9月 14日15:07 / 提供:人民網日本語版

 小さな月餅には、最も伝統的で素朴な中国人の気持ちが表現されている。月餅とお茶のコンビは、「最高の組み合わせ」だと、中国人なら誰もが認めている。お茶を一服いただくと、喉の渇きや癒され、疲れも吹っ飛ぶ。餡が違う各種月餅には、どんな種類のお茶が最も良く合うのだろうか?生命時報が伝えた。

 ▽甘みが強い月餅-----「ハッカ茶」「緑茶」

 ナツメ、小豆、蓮蓉(ハスの実)、パイナップルなど甘みが強い月餅には、消化を促進するお茶を組み合わせると良い。薄めの緑茶やハッカ茶(ミントティー)は、ブドウ糖の代謝を促す作用があり、糖分の体内蓄積を減らすことができる。

 ▽脂肪分の多い月餅-----「プーアル茶」「菊花茶」「サンザシ茶」

 卵黄、肉味噌、五仁(5種のナッツ)など脂肪分の多い月餅には、脂っこい口当りを和らげる重厚な味わいのお茶が良く合う。中でも最高の組み合わせはプーアル茶だ。東洋医学でいう「甘」と「冷」の性質を持っているため、脂肪を分解する効果は極めて高い。菊花茶は、火照りをしずめる効果がある。サンザシ茶は、胃酸の分泌を促し、消化を助ける。

 ▽甘くしょっぱい月餅-----「ウーロン茶」

 緑豆、椒塩(スパイス入り塩)など甘くしょっぱい月餅は甘い月餅や脂っこい月餅と比べ、あっさりして上品な口当たりだ。この種類の月餅に組み合わせるお茶は、ウーロン茶がベスト。半発酵茶であることから、緑茶に比べて刺激がマイルド、口当たりがまろやかで、月餅の風味を最大限に引き立たせる効果がある。

 ▽あっさりした月餅-----「花茶」

 低糖質の餡や紫イモ、山芋などあっさりした月餅には、風味のやや強いお茶が合う。例えば、ローズ茶に梅干を一つ加えると、バラの香りがいっそう引き立ち、微かな甘みも出る。このお茶と一緒に月餅を頂くと、この上なく美味だ。

 

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