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陸家嘴で蜃気楼?一見するとタイタニック
2012年 9月 6日17:34 / 提供:東方ネット
蜃気楼の写真

 東方ネット6日付報道によると、このほど蜃気楼が陸家嘴で現れる写真が注目を浴びている。気象局の専門家が「この写真は本物かそれとも偽物か?研究しなければ証明できない。でも、今まで蜃気楼を観察したことや他の関連報告もない」と指摘した。

 この写真は8月30日に撮ったもので、写真を撮った撮影者は、「当日、北バンドで陸家嘴を眺めた時、東方明珠の上に蜃気楼を見た」と語っていた。一見すれば、まるでタイタニックのようだとネット利用者がそう評価した。

 6日午前、上海市気象局の傅易氏は、「写真だけで本当の蜃気楼のではないかと判断できない。今まで蜃気楼を観察したことや他の関連報告もないという。それに、上海の地理状況や気候条件からいえば蜃気楼を形成させるの可能性が低い。普通、海、砂漠などのところに見える」と指摘した。

 蜃気楼というのは、密度の異なる大気の中で光が屈折し、地上や水上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたりする現象である。光は通常直進するが、密度の異なる空気があると、より密度の高い冷たい空気の方へ進む性質があるという。

(編集:範易成)

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