Home > ニュース > 社会  > 重病医療保険の新政策で保険料が50%に
重病医療保険の新政策で保険料が50%に
2012年 8月 31日15:46 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国では30日、重病医療保険に関する新政策が発表された。

 国家発展改革委員会と衛生省などの6の政府部門が合同で発表したこの新しい政策によると、今後、都市部住民の医療保険基金と新型農村合作医療基金から一部を拠出して商業保険機構から重病保険を購入することになる。これは、政府が主導し、商業保険機構が受け入れた重病医療保険制度が全面的にスタートしたことを意味している。

 この新政策は、「各地主管部門は重病保険における補償政策を合理的に決め、実際支払い額を全額の50%を下回ってはならない。また、政府の入札募集を通じて重病保険を引き受ける商業保険機構を選出しなければならない」と強調した。

 商業保険機構が引き受けたこの重病保険が全面的に実施されると、保険への加入人数は10億5000万人に達する見込みで、保険業にとっては大きな発展のチャンスだとされている。

関連記事