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多様化する中国人訪日観光、「美容ツアー」が人気に
2012年 8月 30日17:28 / 提供:人民網日本語版

 日本政府が中国人向け観光ビザ発給要件の緩和を始めて以来、訪日中国人数は年々増えており、中国はすでに日本にとって最も重要な観光市場となった。大陸部観光客マーケットの成熟化に伴い、観光客は従来の「黄金ルート」を巡るグルメ・レジャー旅行にはもはや飽き足らず、日本観光での体験ニーズがより深く変化している。一連の斬新なテーマを売り物にしたツアー商品需要が生まれ、歓迎される一方だ。ウェブサイト「日本新華僑報網」が伝えた。

 中国人観光客が東京に来た際に必ず訪れる地・銀座で、記者は先日、深センからのツアーに遭遇した。参加者全員が女性という同ツアーのテーマは「美容・健康」。内容は至ってシンプルで、美容施術のほかは、東京近郊で遊び、日本料理を味わい、日本風情を感じるというもの。彼女たちは、「観光はもう新鮮ではない。単なるレジャーなら、日本以外にもたくさんの選択肢がある。でも日本の美容整形の技術とサービスは世界でも一流」という。「美しくなりたい」彼女たちは日本の美容整形に惹かれて訪日したのだ。

 日本のある美容外科医院の院長は「日本新華僑報」記者に対し、「中国国内では女性の美への追究意識がより高まっていると感じる。いわゆる『プチ整形』などはすでに広く受け入れられ、また彼女たちの美の追究の消費力は実に驚く。中国国内では美容整形は設備や施術水準にも限りがあるが、日本はこの分野で世界最高レベルを誇る。中国人女性をお客様として、さらに美しく、お手伝いをさせていただきたい」と寄せている。

 *センは「土へん」に「川」

 

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