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香港、女性の寿命が世界一に
2012年 8月 2日10:22 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 香港女性の平均寿命が世界一になった。これにともない、日本人女性は27年ぶりに長寿世界一の座を譲ることになった。

 日本の厚生労働省はこのほど、2011年の日本人の平均寿命は男女とも前の年よりも下がり、男性が79.44歳、女性が85.9歳になったと発表した。一方、香港特別行政区政府の統計では、2011年の香港女性の平均寿命は86.7歳になっている。

 専門家は、香港には恵まれた医療保健サービスがあるからだと分析している。香港の公立病院で、患者の支出平均は1日120香港ドル(1207円)ぐらいで、退職した人なら、診察は無料だ。さらに専門家は、健康的な飲食習慣、適度な運動、老人を介護する人を雇うことができることなどが、寿命を延ばすことにプラスになっていると見ている。

 一方、医療コストが上昇する中で、香港の高齢化が進んでいる。85歳とそれ以上の女性人口は2010年の7.97万人から2011年には8.47万人になり、男性も3.78万人から4.07万人に増えている。

  

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