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漢方医・漢方薬交流会がラオスで開幕
2012年 6月 29日17:00 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国成都中医薬大学の主催による「漢方薬の名医が東南アジア諸国を行く」というイベントの開幕式が、6月27日から28日にかけて、ラオスの首都であるヴィエンチャンで行われた。

 ラオスのピチット衛生次官は27日、漢方医の代表団と会見した。ピチット次官は席上、「ラオスは医療関係者が最も不足しており、特に漢方医薬に詳しい医療従事者が不足している。中国の漢方薬は特色を持ち、鍼灸とマッサージの治療効果も顕著である。ラオスは天然薬物の資源が豊富な国である。今後、両国での研究協力や研究開発の促進を望むとともに、中国側による医療従事者の養成も望んでいる」と述べた。

 また、漢方医代表団はラオスの衛生省伝統医薬局を見学し、ラオス側の関係責任者と会談を行った。そして、双方は人材養成、学術交流、天然薬物の研究、漢方薬の標準化構築などの面について協力することで一致した。

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