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女性の7割が受動喫煙強いられる
2012年 4月 24日14:19 / 提供:新華網日本語

 2012年4月18日、北京晨報によると、中国控煙(喫煙規制)協会はこのほど、有名人の女性を対象にした禁煙キャンペーンを開始した。最新の調査データによると、中国の女性喫煙者は1200万人を超え、7割以上の女性が受動喫煙を強いられている。レコードチャイナが伝えた。

 女優の梁丹[女尼](リアン・ダンニー)、チェスの女子世界チャンピオン謝軍(シエ・ジュン)、女子走り高跳び世界チャンピオン鄭鳳栄(ジョン・フォンロン)など各界のエキスパートが同キャンペーンに参加。提議書を発行し、禁煙を呼びかける。成果を上げている女性を対象にしたこの禁煙キャンペーンは中国全土で実施される予定で、定期的な育成などを通して、女性の禁煙に効果的な方法を探る。

 同協会の許桂華(シュー・グイホア)常務副会長によると、中国の若い女性の喫煙率は現在、上昇の一途をたどっている。また、タバコ生産企業も新たな顧客として、若い女性や青少年にターゲットを絞っている。このほか、中国全土には現在、喫煙者が3億人おり、7億4000万人が受動喫煙を強いられている。ある調査によると、71.6%の女性が受動喫煙にさらされており、その90%が家庭内だという。

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