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清明節、環境にやさしい墓参りが人気
2012年 4月 3日16:37 / 提供:中国国際放送局日本語放送部

 墓参りの日とされる清明節の3連休に、中国各地は祖先の墓を参り、草むしりをして墓の掃除をするピークを迎えたが、今年は環境にやさしく新しい墓参りが人気となっている。  

 全国に分布する150ヶ所の墓参り観測所で集計された統計データによると、2日、延べ541万人の人々と、63万5000台の車が墓参りにおとずれ、去年より大幅に増えた。  

 また、爆竹を鳴らして擬似紙幣を燃やすなどの従来のやり方を改め、環境にやさしく新しいスタイルのお墓参りが人気になっている。たとえば、広東省の広州では、「天国郵便箱」が登場し、亡くなった親族への手紙を入れて、葬儀場で集中的にお焚き上げる。長江のほとりにある湖北省の武漢では、墓参りの特別フェリーが就航し、菊の花を川に撒く「散花」で亡くなった人を偲ぶ。そして、東北部の吉林省長春では、初のデジタル墓地がお目見えし、インターネットによる供養を推奨している。

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