２７日午前と午後に、上海浦東新区上南三村で傷害事件が２件起きた。３６歳の男が午前にナイフで中年男性の首を切りつけた後、午後には１３歳の男の子の首にも切りつけた。現在、犯人は警察に逮捕された。

  ２７日午前８時ごろ、上南三村の昌里路の出入り口周辺で、３０歳前後の男が通りがかった中年男性の髪の毛をつかんで、ナイフで首に切りつけた。男性は病院に送られ、２０針以上を縫ったが、命に別状はない。警察が通報を受けた後、現場に直ちに赴いたが、犯人は逃亡していた。

  午後４時３０分ごろ、この男は上南三村と四村の間で遊んでいた１３歳の男の子に切りつけた。目撃者によると、男は男の子の髪の毛をつかんで、地面に倒し、突然ナイフを出して、男の子の首を１回刺した。その後、この男は逃げたが、数人が追いかけた。傷つけられた男の子は児童医学センターに送られた。「幸いなことに、捕まえることができた。そうしないと、外出するもできない」と、同団地に住んでいる人は話していた。

  調べによると、犯人は劉といい、今年３６歳で、精神病の病歴がある。現在、警察に逮捕され、派出所に連行された。警察は同地区のパトロールに力を入れている。

（編集：曹　俊）