Home > ニュース > 社会  > 世界で初の砂漠地質公園が内蒙古で開園
世界で初の砂漠地質公園が内蒙古で開園
2011年 9月 29日9:02 / 提供:

 内蒙古自治区アラシャン盟の砂漠世界地質公園が昨今、正式に開園し、多くの観光客が訪れた。この地質公園は中国で22番目の世界地質公園で、世界で初めての砂漠世界地質公園となる。新華社が伝えた。 

 アラシャン砂漠世界地質公園の総面積は630・37平方キロで、パタンチリン、居延、テングリの三つの地区と10カ所の風景区からなる。公園内の地質遺跡は種類が豊富で、自然景観が美しく、歴史が長いため、砂漠の形成、発展、進化を研究するための天然の博物館となっている。 パタンチリン地区は砂漠、鳴砂、砂漠湖、風食地形からなり、パタンチリン砂漠、マンデラ山の岩画、オリブガイ峡谷、ハリンソル風食地形の四つの風景区がある。テングリ地区は砂丘、砂漠湖、峡谷からなり、月亮湖、通湖、アルンブラゲ峡谷の三つの風景区がある。居延地区はゴビ灘の景観、コヨウ林、古城遺跡が中心で、居延海、コヨウ林、黒城(カラホト)文化の三つの風景区がある。 

 この地質公園は2009年8月22日にUNESCO(国連教育科学文化機関)世界地質公園ネットワーク事務局が審査を行い、中国で22番目の世界地質公園として登録された。 

(編集z)