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外国人の「逃げる新婦」事件が発生=上海
2011年 8月 30日14:34 / 提供:東方ネット

  外国人の妻を娶るのは喜ばしいことだが、今年になって上海市で、外国人の新婦が「逃げる新婦」になり、新郎が妻と金をなくすケースが数件起きた。上海出入国管理機関によると、上海市民は結婚仲介が紹介したいわゆる「外国人との結婚」を慎重に見直す必要がある。

  「結婚年齢になって結婚していない男性」の耿さんは、自分の結婚のことを心配していた。何度も探した後、偶然、ネットで渉外結婚仲介の広告を見つけた。その内容を見てから、耿さんは疑惑を持ちながら、仲介と会った。約束したカフェで、仲介の張さんは妊娠している東南アジアのある国の女性を連れてきた。そして、耿さんは外国へ結婚対象を探しに行くことにした。

  張さんの手配によって、2011年の初めに耿さんは、東南アジアのある国へ3回行って、4.5万元の仲介費、「新婦」の家に各種の費用3.5万元を支払った。そして、好きな結婚相手の「黎妹」を連れて上海に戻った。

  10万元ほどをかけた外国人との結婚で、耿さんは幸せの感じを持ったが、意外なことに結婚してしばらくして、「黎妹」は各種の理由で耿さんに自分の両親に送金させ、また家事のことで耿さんと喧嘩をした。2011年6月、喧嘩した後、「黎妹」は何も言わないで出ていった。数人に聞いた結果、耿さんは「黎妹」が帰国したと分かり、連絡もできない。悩んでいる耿さんは仲介の張さんに手伝ってもらったが、張さんは「結婚は自由で、家庭内部のことは他人に分からない」として断った。

  上海出入国管理局の柯警察官は、東方ネットのマイクロブログで、上海では最近、「逃げる新婦」事件が数回起きたことがあると書き込んだ。上海出入国管理局は「結婚仲介の外国人との結婚広告をむやみに信じることはできない。相手と相互理解するまで、外国人との結婚登記を盲目的にしないよう」呼びかけている。

(編集:曹 俊)

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