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七夕に、恋人が車庫で死亡=上海
2011年 8月 8日16:29 / 提供:東方ネット

  七夕の日に、恋人同士が車庫で死亡した。6日午後5時ごろ、上海市松江区谷陽北路のある団地で、1組の若い恋人が車庫で中毒死した。

  関係者によると、この事故は乗用車がエアコンの冷気が稼動する時の排気ガスと関わる。排気ガスは乗用車のエアコンシステムによって、車内に入り、車庫という相対的に閉鎖された環境で、排気ガスが外部に拡散できないからだ。

  死んだのは、大学3年生の金さんと恋人の看護士だ。6日に、2人と金さんの両親は一緒に食事に出かけた。食事の後、金さんと看護士はドライブして帰った。

  同日午後5時ごろ、金さんの母親は車庫で電気自動車に充電するために、車庫に入ったが、車庫が反対側からロックされて入れなかった。車庫の反対側のドアから入って、乗用車のドアを開けたところ、息子と恋人が乗用車の外に這い出してきたが、人事不省になったという。

  同日午後5時過ぎに、救急車2台が団地に来た。救急医は若者2人に心臓蘇生と人工呼吸を行った。45分間繰り返したが、役立たなかった。

  警察は同日午後3〜5時の監視ビデオを取り調べると、乗用車が団地に入ったことは確認できなかった。団地に入ったのはもっと早いと推測された。2人は車庫にいた時間がより長く、中毒もより深い。

  現在、この事故の詳細を調べている。

  関係者によると、昨年の夏、隣の団地でも類似事故が起きたことがある。当時、3人が乗用車で中毒した。

(編集:曹 俊)

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