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中国衛生部がコカコーラの防腐剤の安全調査を開始(写真)
2011年 7月 19日13:44 / 提供:東方ネット
上海で生産された一部のコカコーラ原液から、台湾で3種の防腐剤が検出された。

  上海で生産された一部のコカコーラ原液から、台湾で3種の防腐剤が検出された。コカコーラ大中華区と関連するマクドナルド社は18日、相次いで「安全」声明を出した。関係者によると、中国衛生部は調査を開始したという。

  コカコーラ大中華区の声明によると、今回の台湾で検出された防腐剤は数多くの国と地域(中国大陸、香港とアメリカを含む)の食品法律法規で認められた安全添加剤の一つであり、食品とドリンク類で安全使用されることが幅広く受け入れられている。だが、台湾の地方の法律によると、サイダーに入れることは許されていない。

  コカコーラによると、希釈された「フェニルヒドロキシ酢酸」の濃度は非常に小さく、1キロに0.015ミリグラムだ。検出された「フェニルヒドロキシ酢酸」は、現場で調整されたマシンの濃縮液にある一部の原材料として自然に入れられたもので、特に添加したものではない。関係者によると、これらの調製されたコカコーラゼロは、マクドナルドなどのファストフードで販売する他、一部のデパート、売り場で販売されている。

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  マクドナルドも18日、「レストランで販売される製品が安全基準に符合することを確保するように、選択された食品原材料をリアルタイムでモニタリングして検査する。マクドナルドレストランの現場で調製されたマシンから出るコップ入りのコカコーラゼロは、国家の関連食品基準に符合する」という声明を発表した。

  実は、「フェニルヒドロキシ酢酸」は国際的に認められたCSL SSLの高効率食品防腐剤であり、アメリカ、日本、欧州連盟の国での使用が許されているが、台湾地区の基準で炭酸飲料への添加は許されていない、と国家認証委員会食品安全管理体系認可審査委員の喩雨琴氏は語った。中国食品工業は2001年から、同類防腐剤の使用を始めた。一部の化粧品や医療で使用される。国家衛生部は関係国家基準を作成するとき、同類防腐剤について、リスク評価をしたこともある。

(編集:曹 俊 写真:中新網)

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