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中国本土の環境放射線レベル変わらず 飲料水に異常なし
2011年 4月 16日10:42 / 提供:新華網日本語=中国通信社

  日本の福島第1原発事故による中国への影響の可能性について国家原子力事故緊急対応調整委員会は14日、次のように発表した。

  国際原子力機関(IAEA)の北京時間14日午前8時49分の通報では、福島第1原発の状況、現場および周辺環境の放射線観測データは以前と大きな変化はない。

  専門家は次のように指摘している。日本が福島原発事故の評価レベルを引き上げことは事故自体の突発的変化を意味するものではない。日本政府の「計画避難区域」と「避難準備区域」設定は、一部地域の比較的高い程度の汚染のためにとった一段の措置である可能性がある。

  中国国家原子力機関はすでに日本の関係方面に対し、関係の情報を一段と全面的に正しく通報するよう促した。

  中国本土の環境放射線レベルと食品サンプリング検査の結果は前日と大きな変化はない。飲料水のサンプリング検査で異常はない。一般の人が防護措置をとる必要ない。

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