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深センの管轄人口1300万超 人口密度全国一
2011年 4月 10日10:22 / 提供:新華網日本語=中国通信社

  【新華社深セン4月10日】2010年末現在、深セン市の実際の管轄人口は1300万を超え、戸籍人口総数は259万4000だった。これを基に試算すると、深センの人口密度は1平方キロ当たり6500人を超え、全国一となる。  

  先ごろ開かれた深セン全市人口?計画出産業務会議で明らかにされたところによると、実際に管轄している1300万人のうち、常住人口も901万7000人に達している。そして地元深センの戸籍人口総数は259万4000人にすぎず、全国でも人口構造逆転の最もひどい都市で、増え続ける人口負担の今後の都市発展に対する悪影響が徐々に顕在化しつつあるという。  

  会議の報告は次のように指摘している。若い都市である深センの出産適齢人口数は極めて大きく、今後しばらく、出生率は比較的高い水準に維持されるだろう。全市の人口の状況は一層複雑になり、それは人口総数のコントロールの重圧が大きく、人口構造最適化の重圧が大きく、人口の資質向上の重圧が大きく、低出産水準安定への重圧が大きい「4大重圧」に現れている。  

  会議に出席した許勤?市長は次のように述べた。人口問題は既に地元経済?社会の全面的で、釣り合いのとれた、持続可能な発展を制約する重大な問題になっている。人口の質は「深センの質」を構成する重要な部分である。深センの人口の長期目標は適度な人口規模、良好な人口の資質、バランスのとれた人口構造、合理的な人口分布の実現である。  

  許市長はさらに、次のように述べた。深センはコミュニティー経済の転換と高度化の模索を急ぎ、「都市の中の村」を重点にした再開発を強力に推進し、戦略的調整を通じて、産業の段階?レベルを引き上げ、「ハイ、ニュー、ソフト、エクセレント」に基づく近代的産業体系を築き、人口総数抑制、人口資質改善の目的を達するだろう。

(新華網日本語=中国通信社)

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