Home > ニュース > 社会  > 募集会は大卒より、熟練労働者
募集会は大卒より、熟練労働者
2011年 2月 14日11:05 / 提供:

 「新聞晨報」13日付ニュースによると、「何でもできる」大学生は具体的な技術能力を持っていないので、採用率は低下しつつあり、一方、熟練労働者、例えば技術職人は人手不足だという。 

  12日土曜日、ウサギ年の上海の第1回募集会で、労働力不足は顕在化していることが分かる。特に、技術面の熟練労働者は企業に好まれるという。月給は既に大学新卒の初任給を上回り、2500〜3000元に達しており、調理師、エレベーター修理、メカニックなど、技術的な仕事の募集は想像以上に難しかったという。 

  十分に労働者を募集するため、企業は年齢、性別などの制限を緩め、給料を上げた。しかし、このような手段は、抜本的に労働力不足の問題は解決できない。募集計画が何度も達成できない会社は、調査によく出るという。 

  一方、大学卒業生は、冷遇に合った。「卒業証書しかなく、実力なし」と企業側は話している。技術や、社会経験など、不足点がいっぱいありながら、大学生の身分を誇り、謙虚な態度で勉強することもせず、企業に好まれないことも当たり前だという。 

  企業が人材採用に示す態度は理性的になりし、実践的能力重視傾向に転変したと見える。 

  技術熟練労働者の不足は、中国の職業教育が先進国よりギャップが大きいということが分かる。中国経済の将来の発展は、技術労働者階層の発展にかかわると考えるという。

(実習編集:郭炎君) 

関連記事