中国では薬の通販の免許を受けている薬屋は12店しかないにもかかわらず、モグリの薬屋のネットショップが山ほどある。モグリの薬屋は、薬の偽物とドーピング禁止薬物を販売している。 80年生まれの大学生のサイは、通販で自殺薬を売っており、ドーピング禁止薬物に関与していた。　

　サイは27歳で、江蘇出身だ。大学を卒業して、連雲港の会社でしばらく働いて、上海に仕事を探しに来た。就活は厳しくて、日がなネットにすがっていた。ネットで自殺薬を買いたい人と知り合い、販売活動を始めたという。　

　サイの販売した薬は、偽物のため詐欺罪とされた。禁固５カ月、罰金1000元の判決が言い渡された。　

（編集：鄒トウ）