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200余の韓国のサイトを、中国のハッカーがハッキング=「69聖戦」
2010年 6月 10日17:37 / 提供:

 

 中国の各サイト掲示板の利用者が、2010年6月9日午後7時から韓国のSuper Juniorの公式サイトやそのファンの公式サイトを不法にハッキングしたり、批判する書込みばかり書いたりして、サイトがアクセス不能となった。その後、200余りの韓国のサイトがハッキングされ、中国の国旗が掲示された。 

 このハッキング事件は「69聖戦」と呼ばれる。スローガンは「脳残不止、聖戦不休」(ばかを懲らしめる)である。 

 この事件の背景には5月30日に上海万博の万博文化センターで警備員が暴行された事件がある。Super Juniorの公演が5月30日の韓国館のナショナルデーに開催された。韓国側は中国人ファンに5000枚のチケットを約束し動員したが、会場では数百枚しか配られなかった。このためファンが怒りを抑えきれず、警備員やボランティアを殴ったり、つばを吐いたりした。さらに韓国側が今回の事件は中国の問題だとの認識を示したことが、中国の広範なネット利用者の怒りを買った。

(編集:鄒トウ)

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