12件目の従業員自殺事件が発生=富士康
2010年 5月 27日13:16 / 提供:
26日午後11時頃、富士康の深セン龍華工場で従業員の12件目の自殺事件が発生した。死者は寮C2に住んでいた男性である。新華社によると、午後11時32分に従業員の葉さんから通報があった。10分前に同社の寮管理部の入口で男性が倒れており、地面は血だらけだったという電話だ。事件現場は立入禁止となった。富士康の広報課は、従業員が26日夜に飛び降り、自殺したことを確認した。
取締役の郭台銘氏が、深センに到着して事情を調べた。同氏は、事件について、数回謝罪し、従業員に自殺免責の声明にサインさせようとしたとしながらも、自殺事件は男女関係によるもので、止めようがないと責任転嫁した。
自殺した従業員の家族の泣き声が工場の周りに響いていた。
写真説明:深セン支社で謝罪する取締役の郭台銘氏
(編集:鄒トウ)
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