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日本館で、人支援型ロボットを展示
2010年 5月 22日22:40 / 提供:
日本館の愛称・「紫蚕島」

 19日から23日まで、上海万博日本館のイベントステージで、家庭やオフィスで人を支援するロボット(人支援型ロボット)を展示するイベント・「暮らしを豊かにするロボットたち」を開催する。

 イベントでは、物体を3次元認識することができ30度自由に動けるヒューマノイドロボットHRP-2、身体機能に障害のある人のために願いに応じて動ける下肢タイプや全身タイプのロボットHAL、空港やショッピングセンターで荷物を運ぶサービスロボットのポーターロボット、ユーザーの言葉を覚えて覚えた言葉で家電やAV機器を操作できるインタフェースロボットのアプリポコ、人の歩行をサポートして外出できるリズム歩行アシストやエレベーターを操作して複数階を移動して清掃作業を行う清掃ロボットなどが展示された。現場で、実用化されつつある人支援型ロボットを見ることができるほか、ロボットの操作や装着などの体験ができる機会もある。

 関係者によると、同イベントは1日に10回開催され、1回に100人が参加できる。上海万博を通じて、ロボット技術を紹介すると同時に、高齢化問題を抱える諸外国に対して、これからのロボット技術の可能性を共有することを期待している。

(曹 俊)