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青海地震で死者1944人に、国際組織が救援に支援
2010年 4月 19日17:31 / 提供:
青海省玉樹チベット自治州で起きた強い地震

 中国青海省で発生した地震は19日、発生から6日目を迎えた。19日午前8時までに、地震による死亡者数は1944人となった。そのほか、216人が行方不明になっており、1万2315人がけがをしている。負傷者のうち、重傷者は1134人に上っている。

 4月14日、青海省玉樹チベット自治州で起きた強い地震の被災状況評価報告書は20日までに完成する予定で、救援活動や復興作業に基礎的根拠を提供することになる。ここ数日のサンプリング調査によると、青海玉樹地震の被災面積は2万平方キロメートルに及び、中にはひどい被害に見舞われた地方の面積だけで4000平方キロメートル余りに達していると見られている。

 一部の国と国際組織はここ数日、玉樹地震の犠牲者に哀悼の意を表すと同時に、被災地の救援活動に支援を提供した。  

 パキスタンのギラニ首相は17日、中国の羅照輝パキスタン駐在大使に電報を送り、中国政府の救援活動を高く評価した上で、「中国に援助を提供する用意がある」と述べた。  

 また、ナイジェリアの政府高官もこのほど、中国領事館に電報を送り、玉樹地震の被災者に哀悼の意を表すと同時に、中国指導者が国民の命を最優先にし、積極的に救援活動を指導することを高く評価した上で、中国指導者の強力な指導の下で、中国人民は必ず目下の難関を乗り越え、故郷を再建することができる」と述べた。  

 フランス外務省は16日、声明を発表し「青海地震発生後、外務省傘下の危機管理センターは地震状況を注視し続けている。また、被災地に15万ドルの援助資金を送った」とした。  

 現在まで、アメリカ赤十字は青海地震の被災地に5万ドルの寄付金を送った。

(編集:章坤良 写真:東方ネット) 

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