中国での勤務経験がある外国人科学者7人が11日北京で、中国政府による2009年度「中国国際科学技術協力賞」を受賞した。

　7人はいずれも各自の研究分野で中国との科学技術協力を推し進め、中国人科学研究者の育成に貢献しました。日本人では原子核物理学者の有馬朗人さんが受賞した。

　1994年に設立された中国国際科学技術協力賞は、中国五大国家科学技術賞の一つで、対象者は中国の科学技術の発展に重要な貢献をした外国の個人か団体で、毎年の最多受賞者数は10人までとなっている。

　このほかの受賞者：

　アメリカの物理学者Yuen-Ron ShenさんとVincent Chanさん

　生物物理学者のBritton Chanceさん

　ドイツの生物化学者Ernst-Ludwig Winnackerさん

　フランスの物理化学者Michel Cheさん

　キューバの生物学者Agustin Lage Davilaさん