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上海、香港との両地方の弁護士事務所のパートナーシップ関係の構築を励行
2003年 9月 11日9:16 / 提供:

上海市司法局の繆暁宝局長は10日上海で、上海は香港との両地方の弁護士
事務所間の共同経営を含むパートナーシップ関係と交流関係の構築を期待し、
中国本土の弁護士資格をもつ香港の関係者及び香港の弁護士らの、上海弁護
士事務所への加盟に便宜を図るという方針を訴えた。

繆暁宝局長は海外弁護士事務所の上海駐在事務所最高代表懇談会で談話を発
表した。上海としては「中国本土と香港の間の経済?貿易緊密化協定」(CE
PA)による提携の余地を十二分に発揮し、上海の法律サービス業の開放度合
いを高め、国際一流の弁護士事務所及び、上海の国際経済、金融、貿易と運輸
センターの建設指針に応じる専門的な弁護士事務所、例えば海事、保険、金融
などの弁護士事務所の上海定着を工夫し、ビザ、出入国、労働力などの便宜を
一層提供するという。

上海では弁護士が5056名、全市人口の1万分の3.2を占め、特に上海
の経済建設の需要に応じるシニア法律サービス人材が極めて足りないため、法
律サービス業の対外開放の可能性が多大。

中国のWTO加盟後、上海は国際弁護士事務所の中国本土法律サービス市場
に進出しようとする第1の選択肢となっている。現在のところ、中国司法部の
許認可を得て、上海で開業した外国、香港の弁護士事務所は71ヵ所が数えら
れ、中国本土の総数の46%分を占め、数では初めて北京を追い越し全中国の
ナンバーワンになった。そのうち、外国の弁護士事務所は60ヵ所、香港の弁
護士事務所は11ヵ所、14カ国?地域に及ぶ。

2002年、上海で定着した外国、香港の弁護士事務所は収益が3.2億人
民元、納税総額が5200万元。そのうち、年商1000万元超の事務所は1
0ヵ所、最高として5000万人民元を超えた。71ヵ所の外国人、香港人の
弁護士は100余人、生え抜きの職員が350人強。海外の弁護士事務所の業
務は、直接投資、外資系企業、金融保険、融資、証券、海外での上場、不動産、
国際貿易、海事、知的財産権、アンチダンピング等々に及んでいるという。