Home > ニュース > 社会  > 幼稚園・小中学校は毎日健康診断を 親が入校禁止に
幼稚園・小中学校は毎日健康診断を 親が入校禁止に
2009年 9月 16日9:40 / 提供:

 幼稚園・小中学校が今週から、朝登校する時に子供たち全員に健康診断を受けてもらうことになる。上海市の小中学校や幼稚園にレーザー体温計を配置し、児童・生徒は体温を測らないと学校に入れない。また、親たちの入校を禁止する学校が多い。

 児童・生徒は登校前に各人が体温を測る

 衛生の担当教師は14日朝、中学校の校門でレーザー体温計を持ち、入校しようとした児童・生徒の額に軽くタッチして、学生の体温を真剣に測っていた。「もし子供の体温が37.5度以上になったら、私たちはすぐその子供の親に知らせ、休ませた。」と、教師は語った。

 午前7時45分は、児童・生徒の登校のピークのため、児童・生徒の体温計測に漏れがないように、学校側は教師を増やして体温を測ることになった。児童・生徒が校門の前に2列に並んで、体温を測ってから入校していた。

 幼稚園でも朝の健康診断を整然と秩序立てて実行していた。全園の約150人の子供が入園した後、靴を履き替え、手を洗い、そして体温を測る。スクールバスで入校した子供はバスの中で体温計測を受けるという。

 情緒的発熱を防ぐ

 情緒的発熱とは何か?それは子供がクラスで他の子供が発熱するのを見て、自分も病気になると思うことで、また特に興奮することにあったり、情緒が影響されたりしたら、体温が上がることである。これを防ぐために、学校は体温を分散的に測っている。クラスで体温を測るではなく、入校する時に一人ひとりで体温を測るようにし、情緒的発熱ではなく、本当の体温を測ることができる。

 親は家で子供の体温を測る 

 朝の健康診断以外に、夜にも子供の体温を測ることを親に要求する学校も現れた。親が子供の体温を計った後、学校から配られた連絡帳にサインしなければならない。前日、衛生担当の教師が、その連絡帳に記入している体温によって、子供が週末に発熱したことがあると分かる。たとえ今は体温が正常だとしても、万一のため、その子供を休ませてもらったという。                              

(編集 尹如奕)