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大陸・香港・マカオで感染者数が1万人超、新型インフルワクチン臨床試験で好結果
2009年 8月 19日9:52 / 提供:

 中国衛生省は昨今、中国大陸でこれまでの新型インフルエンザの感染者数は合わせて2537人(うち2283人は全快して退院)になったと発表した。死亡者は一人もいない。

 香港とマカオの医療衛生機関の統計によると、新型インフルエンザの感染者の数はそれぞれ7071人と394人に達した。香港の感染者のうち、58人は病院で治療を受けており、うち6人は危険状態にあるという。また、マカオでの感染者のうち、11人は治療を受け病状はいずれも安定しているという。

 一方、中国で新型インフルエンザワクチンの製造を担う製薬会社、北京科興バイオ製品株式会社は18日、臨床試験の結果、ワクチンの安全性と有効性が初歩的に確認されたと明らかにした。世界で、新型インフルエンザワクチンの臨床試験に関する初歩的な評価が出たのは、これが初めて。

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 それによると、接種を受けた人には良好な免疫反応が見られた。また、副作用があってもほとんどが軽いもので、重大なものはなかったという。

(編集:章坤良 写真:中新社・新華社) 

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