十二支のマスコットのアニメーション・イメージデザイン・コンテストの結果が3日発表されて、中国はようやく政府公認の十二支のアニメーション・イメージができた。これは中国人の十二支文化を推進・拡大する重要な措置と見られる。同日から、このイメージは上海文化財産権取引所で、公開販売となる。 　

　すでに上海市の２回目の無形文化遺産の目録に入った「十二支」は、昔から人々の心に深く浸透している。しかし、十二支文化の伝承には「ばらばら?ごちゃごちゃ」の現象も存在している。さらに切迫していることは、同様に十二支文化の影響を受けた日本・韓国とシンガポールなどの国では、いずれも十二支のアニメーション・イメージの計画が始動している。 　

　その外、十二支のアニメーション・イメージは、すでに上海文化財産権取引所の初の取引項目になっている。このことは、十二支のイメージを強制的に推進・拡張するものではないことを意味し、関連部門も十二支文化を国家級の無形文化遺産に申請する考えだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（編集：葉頁）