Home > ニュース > 社会  > 大卒生、就業先の第一選択肢が大学所在地に密着
大卒生、就業先の第一選択肢が大学所在地に密着
2009年 6月 23日8:15 / 提供:

新華社北京発

 人的資源仲介会社の「智聯招聘」がこのほど発表した『大学生就業状況調査報告』によると、全国で、1.5万人余りの大学生を対象に1カ月にわたって行った調査の結果、就業先の第一選択肢は大学所在地に密着することがわかった。  

 調査の結果によると、北京にある大学の新卒生の8割以上は「北京で就業したい」、その次は「沿海部の都市で就業したい」。上海にある大学の新卒生の9割以上は就業先の第一選択肢を上海にあげた。広東にある大学の新卒生の93.2%は就業先の第一選択肢を広州と深せんにあげた。  

 中部にある大学の新卒生の43.3%は中部、17.2%は沿海部の都市を就業先の第一選択肢にあげた。西南地区と西北地区の大学新卒生の55.6%と44%は大学所在地、20%以下は沿海部を就業先の第一選択肢にあげた。  

 全体から見れば、32.3%と30.1%の大学新卒生は「発展した大都市」と「比較的発展した沿海部の都市」で就業したく、県以下の同比率は0.6%に止まった。  

 大学新卒生が就業先を選ぶ場合、考える要素として、「自己発展の機会が多い」は首位で75.9%を占め、「良好な文化及び教育環境」は2位で43.3%を占めた。そのうち、「家族と一緒にいる」のも重要な要素だ。