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広東、強い降雨に見舞われ、2人は死亡、1人は負傷
2009年 6月 15日10:00 / 提供:

新華社広州日発 

 広東は1週間で強い降雨が降り続けた。西江は年初以来最大規模の洪水を迎えた。うち梅州は千載一遇の豪雨に襲われた。2人は死亡、1人は負傷、1人は行方不明になった。当面、武装警察百余人は被災地に駆け付け、救援作業に加わった。  

 13日〜14日、広東は並雨〜大雨が降り続けた。うち清遠、肇慶、江門、陽江、梅州は豪雨、梅州北部の蕉嶺県、平遠県は集中豪雨に見舞われ、水害は起きた。  

 広東省水文局の最新統計では13日8時〜14日15時、降雨量が50ミリメートルを超えた水文ステーションは93ヶ所、うち100ミリメートルを超えたのは10ヶ所。特に梅州平遠県泗水鎮泗水村は14日6時から9時までの3時間で百年一遇の191.5ミリメートルの降雨量に達した。  

 梅州平遠県、蕉嶺県の局地は山津波が起こり、冠水がひどく、耕地が水浸しになり、道路、水利施設が壊された。14日17時までに梅州平遠、蕉嶺県の10の鎮、1.514万人が被災、山崩れで2人は死亡、1人は行方不明、1人は軽傷、28本の道路は通行止めになり、農作物被災面積は1.93万ムー、倒壊家屋は157軒。  

 梅州市平遠県は水防Uクラス応急響応を発足させた。100人あまりの武装警察は被災地に駆け付け、道路の応急修理、山崩れの隠れた危険の調査処理、危険地域人員の移転を急いだ。  

 広東は強い雨が1週間で降り続けた。広西西江梧州水文ステーションの水位は急上昇、西江下流の広東は年初以来最大規模の洪水を迎えた。当面、四大河川の制御ステーションの水位はいずれも警戒水位以下にあり、34ヶ所の大型ダムは制限水位を小幅に超えた鎮海ダムを除き、いずれも制限水位以下にある。