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上海の天気予報で、「食中毒指数」」がアップ 食品安全をタイムリーに早期警報
2009年 6月 12日15:48 / 提供:

 上海の天気予報の中で、「食中毒指数」がアップしている。上海は、すでに細菌性食中毒早期警報システムを始動し、中度以上の食中毒リスクが現れれば、食品・薬品監督・管理部門はタイムリーに早期警報を出す。   

 上海食品・薬品監督管理局副局長の謝敏強氏が、11日午後発表したところによると、温・湿度など気象条件と食中毒の発生は、非常に高い関連性がある。このため、上海は1日から天気予報の食中毒早期警報を実施したという。早期警報システムは3級を分かれ、1級早期警報は高いリスク気象条件で、細菌性食中毒が「発生しやすい」、2級は中度リスク気象条件で、細菌性食中毒が「発生可能」、3級は低度リスク気象条件で、早期警報シグナルの発表の必要がないとなっている。

 謝氏によると、食中毒早期警報の等級がアップした場合、市民は上海市政府ウェブサイト・メディアと天気予報を通じて情報を得ることができる。しかし、「食中毒指数」は早朝トレーニング指数と違って毎日発表せず、連日の温度・湿度など気候条件に基づいて発表する。「上海の最近の気温は割と低いから、低度リスク気象に属しており、市民は食中毒指数をまだ見ることはない」という。   

 過去数年間の食中毒事件のデータ分析によると、上海の食中毒事件の多くは第2・第3四半期に発生し、食中毒の早期警報情報は、主に食中毒を発生しやすい気象条件の4月から10月の間にアナウンスされる。                                 

(編集:葉頁)