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巴丹吉林砂漠 初の砂嵐観測ステーション設立
2009年 4月 17日8:50 / 提供:

新華社蘭州発

 中国気象局蘭州干ばつ気象研究所の研究者らは砂嵐の発生特徴を観察研究して一層精確に砂嵐の発生を予測予報するために最近巴丹吉林砂漠の雅布頼風砂口に初の砂嵐観測ステーションを設立した。  

 蘭州の干ばつ気象研究所の楊啓国副研究員によると、砂嵐観測ステーションは10メートルの台形気象観測ステーションと砂嵐通過量観測システムからなっていて地層に近い風速、温度、砂ぼこりの輸送量、土壌湿度及び地表風食状況を観測することができる。観測したデータは衛星を通して研究員のコンピュータに伝送される。砂嵐観測ステーションの設立は巴丹吉林砂漠の砂嵐観測ステーションの空白を埋めた。  

 蘭州干ばつ気象研究所は雅布頼風砂口と民勤オアシスの過渡地帯、民勤オアシス内に二つの砂嵐観測ステーションを設立して最終的に観測した砂嵐の発生特徴データを北西地域の中規模砂嵐データ予報パターンシステムに伝送して中国北西地域の砂嵐の予測予報能力を高める計画だ。