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全中国各地方、続々とチチハル旧日本軍が遺棄した毒ガス被害者に援助を
2003年 8月 14日9:15 / 提供:

  解放軍第203病院は11日外界に同病院が治療用薬品を使い果たしそうな
急を告げて以来、成都市、北京市など全中国の10余都市の薬品の経営販売を
する企業と個人からの、無料で毒ガス事件の被害者らに援助を提供しようとす
る電話を受けた。

  解放軍第203病院によると、これまで、同病院は全中国の10余都市の企
業数十社及び個人からの電話を受け、無料で今回の毒ガス事件の被害者に援助
を提供しようとする立場を示しながら、中毒患者らへの支持と慰問の意をも表
した。四川のある医薬企業は、50万元の薬品を提供する意向を示した。

  解放軍第203病院は今回の中毒者らに応急手当をするため、薬品だけで5
0万元超を使ってしまったが、患者人数の増加及び治療の一層の展開につれ、
病院が受けている圧力も強まってきている。解放軍第203病院の孫景海・院
長は記者に、これまで中毒患者らの傷口感染を防ぐため、病院は抗生物質類薬
物の治療を採用しているとともに、営養サポート治療を補っている。医療関係
者たちの労賃及び設備の消耗費を算入しなくても、これまで、同病院では1日
の治療費が5万元以上にのぼるという。