新華社昆明発

　11日16時前後、雲南省昆明市西山区海口鎮では森林火災が発生し、既に海口営林場に蔓延した。300余人は百方手を尽くして消火していたが、風が強く、山道が険しくて火災現場に向けた通路もないから、必ず臨時の通路を切り開かなければならない。従って、消火作業は比較的大きな困難に直面している。 　

　記者は火災現場で火勢が非常に大きいということが分かった。 　

　記者が昆明市西山区森林防火指揮部と昆明市森林公安局西山分局から得た情報によると、11日16時ごろ、ある村民は、海口鎮中平村委員会新村村民グループの近くにある山の中で火災を起こしたと報告した。関係部門の関係責任者は即刻に火災現場に赴いて消火作業を展開しながら、出火原因を調査し始めた。調査では、同村のそばにある道路は主な道だ。当時に交通渋滞で多くの車両は通行を待っている。ある人はタバコを吸った後、吸い殻を暗渠に捨てて、ちょうど落ち葉と竹をついたから火災を起こしたと見積もった。 　

　20時前後に西山区は既に森林警察、専門的な消火隊員、政府スタッフ、村民等300余人を集めて火災現場に赴いて消火作業を展開している。目下、現地政府は消火作業者を増援している。 　

　武装警察昆明市森林支隊の林送副支隊長と参謀長の張洪順氏は200余名の兵士を指揮して消火作業に全力をあげている。別の大隊は火災現場に駆けつける途中だ。紹介によると、火勢は非常に大きく、4〜5メートルに達する火炎もある。 　

　記者の送稿までに着火点の近くにある火災は消し止ったが、火勢は海口営林場に蔓延し、火災の着火面積は今なお不明確だ。