若者はファッションを、熟年はレジャーを好み、中高年者の専門観光コースは割と少ない。高齢者観光市場を開発するため、天天旅行社・上海の家旅行社など上海の数十社の旅行会社が構成している広粤観光連盟がこのほど、高齢者観光客向けの長寿の秘密・探索シリーズコースを打ち出すと発表した。 　　　

　現在、上海高齢化の趨勢は日々明らかで、高齢者医療などの保障もますます完備され、経済・時間の余裕で、高齢者の観光意欲をより強めている。高齢者観光市場の潜在力は、かなり巨大だ。「高齢者にとって、健康長寿は最大の願望で、これについて、我々は次々に一連の長寿の故郷・長寿コースを打ち出し、高齢者が観光すると同時に、長寿の秘密の方法を学ぶ」、と同連盟の張聴濤会長は話している。 　　

　この週末、上海の数十社の旅行会社が特別考査団を作り、先行して中国長寿の第１鎮と呼ばれている如皋市・白蒲鎮に行った。白蒲鎮の百歳の高齢者人数は人口総数の0.13％を占め、これは全国でも上位である。高齢者の観光客は白蒲に行き、長寿食を食べることができ、長寿のストーリーと秘密を聞き取ったという。

（編集：兪静斐）