上海、賑やかな雰囲気の裏にいささか閑散としたクリスマス
2008年 12月 26日9:20 / 提供:
新華社上海発
涼しい風の中で上海はクリスマスを迎えた。クリスマスイブの街は平日よりもっと賑やかであるものの、金融危機の影響が暗い影を投げかけた現在、賑やかな雰囲気の裏にいささか閑散とした気配が感じられた。
上海の徐家匯商業区では大通りの両側、陸橋、地下鉄は行き交う人で賑やかで、大型デパートの前に高さ数メートルのクリスマス・ツリーが聳え立っており、飾りちょうちんがいっぱいになり、割引などの販促が顧客を強く引き付けた。
人の往来が盛んである大通りと著しい対照をなしたのはホテルやデパートなどは閑散としている。夜8時ごろ、新天地で外食している顧客は少ない。尋ねてきたのは多いのに、昨年より冷え込んでいる。金融危機の影響は比較的大きい。昨年のクリスマスイブ、受注は非常に多く、超満員だ。今年は注文が大幅に減った。店員の宋さんは語った。
今年のクリスマスは昨年ほど賑やかではない。金融危機の影響は確かである。今夜は平日の週末のようだ。タクシー運転手の李さんは語った。