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厦門海事局、海上遭難旅客23人を救出
2008年 12月 15日8:50 / 提供:

 新華社厦門発 

 12月13日夜、厦門からショウ州へのスピード客船「ミンショウ州客0079」は海門島付近の海域で船体が一方に傾き、非常に危ない状況となった。厦門海事局は通報を受け取ると、救援に当たり、必死な救援作業で23人の旅客を救出した。  

 13日18時10分、厦門からショウ州へのスピード客船「ミンショウ州客0079」は海門島付近の海域で突然暗礁に乗り上げ、ちょうど引き潮の時で、船体は一方に傾いていき、当時、船には23人の旅客がおり、非常に危ない。厦門海事局は通報を受け取ると、直ちに緊急対応計画を取り、船舶と連絡を取り、客船の自己救助を指導していた。半時間後、厦門海事局の「海巡1391」、「海巡1392」、「海巡1378」など6つの船は現場に駆けつけた。  

  厦門海事局の救援者の指揮で、客船にいる23人の乗客は救援船へと乗り移り、客船は「海巡1391」の監視下で上げ潮を待っている。21時30分、海事パトロールボートの協力で、客船は帰路についた。  

  厦門海事局指令センターの周佳禄主任は「海事当局の調査では、この客船は当日17時、厦門港を発ってショウ州石碼に向かう。乗客は23人、船員は3人。事故で、死傷者や海域汚染が出ておらず、事故の原因について調査中だ」と語った。