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上海の金融人材募集団が3日出発 海外人材から注目(写真)
2008年 12月 2日17:04 / 提供:

 

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 写真説明:イギリス・アメリカへ赴く上海市金融人材募集団が3日出発する。、最初の目的地はロンドンのシティー

 東方ネット2日付ニュース:『東方早報』の報道によると、間もなく海外へ赴き、人材募集作業をする上海金融団は、すでに海外人材に注目されているという。

 「私の友達はトロントに住んでいて、10時間運転してウォール街へ行って応募したいのですが、どうやって申し込みますか」と、上海市以外の都市の読者から電話が入った。最近、このような相談は少なくない。 

 ウォール街の失業中国人は300人近く

 3日、上海市のイギリス?アメリカへ赴く金融人材募集団が出発するが、最初の目的地はロンドン・シティーで、その後、シカゴとニューヨークのウォール街へも赴くという。

 上海市のある金融機関の責任者によると、今回の人材募集はすべての金融機関とすべての金融人材を対象とするが、交流の便利さも考えると、やはり海外金融業で経験がある中国人が、一番大事な目標だという。

 全米中国人金融学会会長の湯暁東氏によると、上海金融作業委員会により組織されたウォール街金融人材募集団のことは知っており、関連の協力作業を提供するという。

 上海金融業の関連者によると、海外の金融危機が広がってから、今回のこの上海金融人材募集団は、海外の中国人金融人材の中で大人気になるかもしれないという。

 資料によると、現在、国際金融センターの都市で金融業に従事するスタッフの割合は普通10%前後で、ニューヨークでは77万人の金融スタッフが、ウォール街では40万人いる。リーマン・ブラザーズが倒産したことで、5万人金融スタッフが失業したという。

 湯氏の話では、専門統計はないが、推算によると、今回の金融危機で失業したウォール街で働く中国人は約5%〜7%だという。

 上海の前途は良好

 海外人材募集に関して、1日、応募意欲のある読者のために上海市金融作業委員会が明らかにしたところによると、上海市金融作業委員会の関係者は、歓迎の意を表し、応募する意欲のある海外金融人材に支援を提供するという。  

  (編集:趙莉)