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中国香港 国際茶葉博覧会を計画開催
2008年 11月 17日8:50 / 提供:

 新華社香港発

 全世界の茶葉と茶製品の需要の増大による巨大なビジネスチャンスを握るために、中国香港は来年8月、第1回国際茶葉博覧会を開く予定だ。香港貿易発展局のRaymond Yip氏は13 日、中国香港は全世界の茶葉取引で一席の地を占める優位を持っていると語った。  

 同氏によると、全世界の茶葉売上高は07年の574億香港ドルから2010年の 1163億香港ドルにあがる見込み。茶葉取引によるビジネスチャンスを握るために、香港貿易発展局は中国茶文化交流協会と共に09年香港美食博覧会の期間中、国際茶葉博覧会を開き、各地の銘茶、工芸茶、茶飲料及び茶製品を収集、最新の茶包装、茶器、茶芸術品、茶機関、茶機械と測定及び茶技術を展示する。数社の喫茶店、茶道学校と茶葉定期刊行物は博覧会での焦点になる見込み。  

 Raymond Yip氏によると、香港の茶文化は長い歴史を誇り、立地で世界の主な茶産地、特に大陸部に隣接している。香港は世界で最も自由な経済システムで、アジア最適な仕入れセンターでもある。香港の健全な金融システム、自由流通の資金及び市場情報をもって、香港は世界の茶及び茶製品の貿易集積地になる。従って、香港は茶取引の発展に力をいれ、アジア太平洋地域の茶取引プラットフォームを構築、世界の茶葉貿易の発展を推進、同時に茶文化を普及させる構えだ。

 06年、中国、インド、ケニア、スリランカとインドネシアという5つの茶産地の茶輸出量は世界総量の77%を占め、ロシア、イギリス、パキスタン、アメリカとエジプトの茶輸入量は世界総量の40%以上を占めた。