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今夏上海各活動場所は子供の身長に「制限令」を
2008年 8月 3日15:54 / 提供:

  「打ち上げ椅子は1.4メートル以上の子供しか遊べない」「浦東のすべてのプール館は1.2メートル以下の子供が一人でプールに入ることを禁止する」。このほど行われた調査によると、今年の夏、多くのレジャー、スポーツ活動の場所では、子供の身長に「制限令」を出していた。

  市社会体育管理センター関係責任者の話によると、しばらくは全市で1.2メートル以下の子供がプール禁止という規定を統一的に実行しない、各プールは、自らの情況に応じてどんな政策を実行するか決めるという。

   華納スター楽園

   八割の遊び設備に身長制限がある

   説明:安全ベルトを付ける位置が違う

  2日夜、虹口サッカー場隣の華納スター楽園では、ほぼすべての遊具が子供の身長に要求を出していた。「小バンジー・ジャンプ」という遊具の前には、掲示板が立っている、「1メートル以上の子供しか参加できない」「心臓病、脊椎病を罹っている者は乗れない」などを書いてある。身長を測るのに便利なように、1メートルの掲示板を使っていた。

  数えてみると、80%以上の遊具が身長に制限を出していた。その中で、「打ち上げ椅子」の要求は、身長は1.4メートル以上にならなければならないとしていた。一部の遊具は、身長に制限がないため、年齢という角度から制限を付けていた。「Scooby鬼家」は11歳以下の子供は保護者が一緒という制限を付けていた。

  調査によると、遊具を利用する者に身長制限を付けることは、遊園地が決めるのではなく、遊具の設計者や製造会社が決めたのである。「遊具によって違う身長制限を付けるのは、安全ベルトを付ける位置が違うからだ」と、遊園地管理者は言う。

   一部のプール

   1.2メートル以下の子供が一人でプールに入るのは禁止

   社会体育センター:プールは自らの事情によって決定することができる 

  同時に、多くのプールも身長制限を出している。このほど、浦東新区は1.2メートル以下の子供は成人と一緒にプールに入らなければならないと要求した。

  2日、上海市体育局、市社会体育管理センター関係者と高温慰問をした際、多くのプールが「公示板」などで、1.2メートル以下の子供が一人でプールに入ることを禁止するとは書いてないものの、実際は、ほぼ許可しないのである。 

   見方:水泳関連活動の慎重な制限はすべて合理的ではない

  市社会体育管理センターの責任者の話によると、現在は、どんな条例、規則制度、書類でも1.2メートル以下の子供が一人でプールに入れないと明らかに規定しておらず、全市のすべてのプールがこのやり方を実行することはなく、「プールが自らの情況によって、子供一人でプールに入るという状況にどんな措置を採るかを決めることができる」

  「上海市プール開放サービス規定」を調べると、中には「1.2メートル以下の子供が一人でプールに入るのを禁止」という規定はなく、市社会体育管理センターが作った全市統一の健康診断カードで、「学齢以下の子供は必ず保護者が見ていなければならない」としか書いてない。 

  関係者は、身長によって制限を出すのはすべて合理的ではないと言う人もいる。「ある子供たちは身長は要求に合うが、とても腕白で、事故を起こす可能性が高い」という。

(編集 王ロヨウ)