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柳林ビルで火事、数百人が緊急避難(写真)
2008年 7月 9日12:39 / 提供:

 

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8日、柳林ビル工事現場で火事が起こり、通行人は濃い煙と異臭を避けて、口と鼻を塞いで火事現場周辺を歩いていった。

 

 8日午後3時40分ごろ、西蔵南路淮海中路周辺の柳林ビル2階の工事現場で突然火事が起きた。煙が多く、ビルの中のパブ、KFCなどにいた客は緊急に階下に避難した。

 火事が出たところは、柳林ビル2階外壁の改造工事の防護棚だ。ビルの周りの新聞販売店の鄭さんは、防護棚の上から炎が出て、煙が吹き出していたことをはっきり見たと言った。

 柳林ビル6階のパブで働いていた朱さんは、濃い煙が下からでて、同僚と一緒に客を階下に避難させたと言った。市民の林さんはその時、柳林ビルのKFCで食事していて、外から誰かが「火事だ」と叫ぶのを聞き、すぐ濃い煙が入ってきたという。ビル内の人と周辺の人、約100人が緊急避難した。

 火事は間もなく消防隊員によって消し止められ、負傷者はいなかった。柳林ビルの外壁改造工事は昨年4月から始まっている。工事をしている王さんは「工事の炎が、防護棚の燃えやすいものに燃や移ったのかもしれない」と言う。

 柳林ビルは都心にあり、階下は789,846、18、911などの6路線のバス停があって、いつも多くの人がバス待ちをしている。工事の防護棚は燃えやすい木質のベニヤ板、竹や木の枝で編んだもの、アシのネットなどで作られている。「いったん風の方向が違えば、火が出て、結果は深刻だ」と、監察帽をかぶった従業員が話していた。現在、工事担当の会社は作業を停止され、調査を受けている。

(実習編集:趙 晶)